本学会の共同研究プロジェクトとして「ICTを活用した国際連携による生物多様性保全の市民科学プロジェクトの開発と実践」を会員の共同研究者と共に2020年3月まで、長期にわたり実施してまいりました。この度、これらの成果も含めて、日本で最初の市民科学の包括的な書籍である『市民科学のすすめ:「自分ごと」「みんな事」で科学・教育・社会を変える』を上梓し、4月20日より文一総合出版から発売の運びとなりました。
本書は多様な市民、研究者、行政、NPOなどの幅広い読者を対象としており、市民科学の持つ高いポテンシャルを自然科学と人文社会科学の分野での研究、教育、社会課題の解決に活かしてもらうことを願って執筆させていただきました。日本の市民科学には長い歴史がありますが、新たな市民科学の扉は開かれて間がないと言えます。本書を通じて、学際的な本学会の学会員の皆様が、自分の分野での研究、教育、社会課題へのアプローチとして市民科学を導入していただければ誠に幸いです。
つきましては、本書の案内とネットでの購入方法は以下の出版社のURLをご参照ください。
https://www.bun-ichi.co.jp/tabid/57/pdid/978-4-8299-6533-7/Default.aspx
なお、本学会の学会員は著者割引(2割引の税込2,640円)にてご購入いただけるようにいたしました。添付の「著者割引申込書_日本環境学会会員用」に必要事項を記載の上、出版社の担当者にメールで注文ください。また、本書は書店、生協での購入および添付の本書の案内ちらし(郵送とFaxによる購入申し込み書も含む)からも可能です。但し、書店と生協では著者割引での販売はありませんのでご注意下さい。著者割引はメールでのお申し込みの場合のみとなります。
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小堀洋美