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予防原則・リスク論に関する研究会のご案内
「予防原則・リスク論」を考える

 環境政策における「予防原則」の考え方はドイツで発生し、1992 年の国連環境サミット「リオ宣言」に盛り込まれなどを経て、国際的に承認された環境政策の原則となってきました。しかし日本における環境政策ではほとんど「棚上げされた」状態のままになっています。その一方でリスク論は適用が広がっており、被害の過小評価や被害者切り捨てに利用されるようなことも生じています。日本科学者会議公害環境問題研究委員会と日本環境学会は、「予防原則」「リスク論」は、環境政策や食品安全政策において重要な問題と考え、「予防原則・リスク論に関する研究会」を立ち上げ、共同で継続的な調査・検討・研究を行うことにしました。その活動の一環として下記要領で研究会を開きます。関心をお持ちの方は、どうぞ積極的にご参加ください。

日本環境学会
日本科学者会議公害環境問題研究委員会

>>案内チラシ(PDFファイル)はこちらから

≪日時≫ 2011年2月12日(土)午後1時~5時
≪場所≫ 文京シビックセンター3階会議室A 
  東京都文京区春日1-16-21 TEL03(3812)7111 
  地下鉄春日駅or後楽園駅から徒歩1分
  JR水道橋駅から徒歩8分、案内図は下記
  会場アクセス:こちらからご覧ください

≪プログラム≫
 (開 会)13:00
■研究発表(13:10~15:25)
 ◇予防原則の成立と展開(質疑含めて45分)
  神戸秀彦氏(関西学院大学司法研究科、民法・環境法)
 ◇アスベスト問題からみた予防原則(同45分)
  田口直樹氏(大阪市立大学、技術論)
 ◇「市街地土壌汚染問題と環境リスク論」(同45分)
  佐藤克春氏(一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程、 環境経済・環境政策)
(休 憩)15分
■自由発言・自由討議 (15:40~16:30)
■「予防原則・リスク論研究会」の経過と今後の研究方向など(16:30~17:00)
  参加者による意見交換・検討(研究課題、研究の進め方、研究メンバーのことなど)

≪参加費≫ 無料

<お問い合わせ>
何でもご自由に下記準備担当者へお願いします。(資料のみご希望も可、後日送付)
小野塚春吉 hrktmk_2454@nifty.com
西川榮一 e-nishikawa@dab.hi-ho.ne.jp
森家章雄 fmoriya@rd6.so-net.ne.jp
(@を小文字の@にしてお送りください。)


【追記】「研究会」の後、同会場で引き続いて日本科学者会議公害環境問題研究委員会の例会開催予定