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書籍紹介『予防原則・リスク論に関する研究 ー 環境・安全社会に向けて 』

環境政策における基本理念としての予防原則の考え方は、欧州で生成・発展し、1992年のリオ宣言で国際的に承認された環境政策の原則の一つとなった。しかし、日本における扱いは、ほとんど棚上げの状態となっている。
その一方で、リスク論の適用が各分野で広がっており、被害の過小評価や被害者の切り捨てに利用される事態も生じている。
今回の出版は、現在までの研究活動を中心に、福島第一原発事故による新たな課題等を加え、現段階における「まとめ」として編集・出版したものである。(「まえがき」より抜粋)
予防原則・リスク論に関する研究
タイトル:「予防原則・リスク論に関する研究 - 環境・安全社会に向けて」
日本科学者会議・日本環境学会編
定価:1,890円
ISBN978-4-7807-0969-8
A5判 264頁
出版社:本の泉社
2013年6月刊行
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