学会声明

日本学術会議に関する声明文(日本環境学会)

日本学術会議法の改正について、再考を求めます

令和5年3月13日

日本環境学会常任幹事会

現在、政府において日本学術会議法の改正が検討されています。今回の法改正案は、日本学術会議の独立性をそこなうだけでなく、学問の自由や独立性といった根源的かつ重要な問題にも関わります。日本学術会議は、ナショナルアカデミーとして設立され、我が国の科学者の内外に対する代表機関です。国際的に認められたナショナルアカデミーでは、活動面での政府からの独立、さらに会員選考における自主性、独立性が重要な要件となっています。

日本環境学会は、日本学術会議の協力団体として日本学術会議が国際的にもナショナルアカデミーとしての役割を果たせるよう、政府は性急な法改正を再考し、日本学術会議との議論を重ねることを強く要望します。