第2回食品汚染シンポジウム
―有害物質による魚介類汚染問題と魚食の安全・安心の確保をめざして―
2009年2月14日
日本科学者会議公害環境問題研究委員会
日本環境学会
この度、日本科学者会議公害環境問題研究委員会と日本環境学会の共催により「有害物質による魚介類汚染問題と魚食の安全・安心の確保を目指して」をテーマに第2回食品汚染シンポジウムを開催いたします。
多数ご参加くださるようご案内申し上げます。
また、各位の周辺に関心をお持ちの方や団体がおられましたら、このシンポジウムについてお知らせいただければ幸いに存じます。
記
1.開催の趣旨と目的
2008年2月には、「有害物質による魚介類汚染問題について考える」をテーマに第1回食品汚染シンポジウムを開催しました。
第1回食品汚染シンポジウムでは、メチル水銀およびダイオキシンによる「魚介類汚染の実態と問題点」について問題提起を受け議論し、ここで提起された問題点等を引き続き調査検討するため、「有害物質による魚介類汚染問題調査検討委員会」を日本科学者会議公害環境問題研究委員会と日本環境学会が合同で立ち上げ、現在議論が進められています。
第2回食品汚染シンポジウムは、上記「調査検討委員会」における議論の到達点や論点などについて報告を受けるとともに、制度・政策面を含めて、「魚食の安全・安心を確保していくためには、どうしていったらよいか」ということについて意見交換するとともに、問題点等について議論したいと考えています。そして、これらを通じて関係者・関係団体間における認識の共有化と併せ、魚食の安全・安心を確保していく運動が進展することを期待しています。
また、シンポジウムで出された意見やコメントについては、「調査検討委員会」の報告書(提言)をまとめる際に、適切な形で反映させていきたいと考えています。
2.日 時
2009年2月14日(土)、午後1時15分~5時30分 (開場:午後1時)
3.会 場
文京シビックセンター4階シルバーホール(文京区春日1-16-21、03(3812)7111)
交通機関:東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
JR総武線水道橋駅徒歩約8分
周辺図:http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
4.報告のテーマと報告者
◇有害物質による魚介類汚染問題と魚食の安全・安心の確保を目指して
山口英昌氏(美作大学、有害物質による魚介類汚染問題調査検討委員会)
◇マグロと食の安全(仮題)
木村 力氏(静岡新聞記者)
◇「食の安全」確保と消費者の権利
神山美智子氏(弁護士、食の安全・監視市民委員会代表)
◇特別報告―築地中央卸売市場の東京ガス豊洲工場汚染跡地への移転問題の現在―
野末 誠氏(「市場を考える会」総務委員長)
コメント:畑 明郎氏(大阪市立大学、日本環境学会会長)
5.参加費
1人500円 (資料代等。報道関係者を含む。当日会場で申し受けます)
6.定 員:105人(先着順)
7.協力・賛同団体(2008年12月25日現在)
エルザ自然保護の会、化学物質問題市民研究会、家庭栄養研究会、久保医療文化研究所、公害・地球環境問題懇談会、市場を考える会、食の安全・監視市民委員会、政経研「環境・廃棄物問題研究会」、全国保険医団体連合会、ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議、(財)東京保健会・病体生理研究所、21世紀の水産を考える会、日本消費者連盟、オリンピックを考える市民の会、東京にオリンピックいらないネット、日本科学者会議食糧問題研究委員会、日本科学者会議神奈川支部、日本科学者会議東京支部
9.その他
◇同封の「参加者カード」に記入し、当日受付に提出してください(「参加者カード」が 不足しましたら、コピーして使用してください)。
◇当日は、なるべく公共交通機関をご利用ください。
◇当日排出したゴミ(廃棄物)は、それぞれお持ち帰りいただくようお願いします。
◇会場内は、禁煙とさせていただきます。
【問い合わせ先】
このシンポジウムに関する問い合わせは、下記にお願いします。
日本科学者会議 〒113-0034 東京都文京区湯島1-9-15 茶州ビル9階
電話:03-3812-1472、FAX:03-3813-2363、電子メール:mail@jsa.gr.jp
(注)
このシンポジウムの開催案内は、日本科学者会議及び日本環境学会のホームページに掲載されており、自由にダウンロードできます。
日本科学者会議ホームページ http://www.jsa.gr.jp
日本環境学会ホームページ https://www.jaes.sakura.ne.jp/